せっかく良い薄毛シャンプーを選んでも、使い方や洗い方が間違っていると、その効果を十分に発揮できないばかりか、かえって頭皮に負担をかけてしまう可能性もあります。薄毛シャンプーの効果を最大限に引き出すための正しい使い方と、効果的な洗い方について解説します。1. シャンプー前のブラッシング:まず、乾いた髪の状態で、毛先から優しくブラッシングをします。これにより、髪の絡まりを解き、頭皮の汚れやフケを浮かせることができます。また、血行促進効果も期待できます。2. 予洗い(すすぎ):次に、38℃程度のぬるま湯で、頭皮と髪全体を1分から2分程度かけてしっかりと濡らします。この予洗いだけで、髪の表面の汚れの約7割は落ちると言われています。シャンプーの泡立ちも良くなり、使用量を抑えることにも繋がります。3. シャンプーを泡立てる:薄毛シャンプーを適量手に取り、手のひらでよく泡立てます。泡立てネットを使うのもおすすめです。きめ細かい泡を作ることで、髪や頭皮への摩擦を軽減できます。4. 頭皮をマッサージするように洗う:泡立てたシャンプーを髪全体になじませ、指の腹を使って頭皮をマッサージするように優しく洗います。爪を立ててゴシゴシと擦るのは、頭皮を傷つける原因になるため絶対に避けましょう。特に、皮脂の分泌が多い頭頂部や生え際、汚れが残りやすい襟足などは丁寧に洗います。洗う時間は1分から2分程度を目安にしましょう。5. 十分にすすぐ:シャンプー以上に時間をかけて丁寧に行うべきなのが、すすぎです。シャンプー成分が頭皮に残っていると、かゆみやフケ、毛穴詰まりの原因となり、薄毛を悪化させる可能性があります。髪の根元から毛先まで、ぬるま湯で泡が完全になくなるまで、最低でも2分以上はかけてしっかりと洗い流しましょう。6. タオルドライとドライヤー:洗髪後は、清潔なタオルで優しく押さえるようにして水分を拭き取ります。ゴシゴシと擦るのは避けましょう。その後、ドライヤーで髪と頭皮を乾かします。自然乾燥は雑菌が繁殖しやすいためNGです。ドライヤーは頭皮から15cm以上離し、同じ箇所に熱風を当て続けないように、常に動かしながら乾かします。まず頭皮を乾かし、次に髪全体を乾かすのがポイントです。
— AGA —
薄毛シャンプーの正しい使い方と効果的な洗い方
2020年4月15日